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重伝建 来月末までに申請(宮島の歴史的町並み)

廿日市市の松本太郎市長は9日、世界遺産の島・宮島の歴史的な町並みを保全するため3月末までに、国へ重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)選定の申請をする方針を明らかにした。12月までの選定を目指す。

対象エリアは、町家通り一帯から大願寺、大聖院にかけての約16.8ヘクタール。同地域にある約560戸のうち江戸時代から昭和初期までに建てられた「伝統的建造物」は189戸あり、これまでに69%に当たる131戸の所有者から同意を得られたという。国は「所有者の7割の同意が必要」としており、その基準を満たしたと判断した。

国の重伝建に選定された場合、伝統的建造物の所有者は土地の地価税や固定資産税が非課税となる優遇措置がある。ただ、所有者にとっては復元的な改修をするには一定の費用がかかるほか、空き家になるなどして所有者が活用策を決めていない物件も多い。市は当初、19年度中の申請を目指したが、幅広い同意を得るのに時間がかかり、作業がずれ込んでいた。

市は今後も、島の歴史的な建造物を守り、後世に残す意義を住民たちに丁寧に説明する。また選定された場合、記念のシンポジウムを開くことも計画する。

【中国新聞 2021.02.10

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土産物屋街裏手の「町家通り」の町並(2020.03撮影)



丁度1年前、重伝建に向けての記事を記録している。その時は今年度中に申請を目指していたとされるが、住民の同意取り付けがややネックとなったようだ。重伝建への具体的な動きが始まって既に5年経過している。選定されることがすべてではないとはいえ、続報に注目したい。


by mago_emon2 | 2021-02-11 19:49 | 古い町並 | Comments(0)  

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