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伝建 終わらぬ復旧 ―鳥取中部地震きょう4年(倉吉)-

鳥取県中部を襲った最大震度6弱の地震から21日で4年。倉吉市中心部の白壁土蔵群と赤瓦で知られる観光名所で、国選定の打吹玉川伝統的建造物群保存地区(伝建地区)の復旧作業が長引いている。市教委は2019年度の完工を目指していたが、所有者の高齢化などで修理できた建物はなお8割にとどまっている。
江戸期-昭和初期の商家が連なる9.2ヘクタールの伝建地区。16年10月21日午後2時7分の地震により、保存対象の「特定物件」349棟のうち7割で白壁や屋根の崩落、傾きなどの被害が出た。大半は個人所有の住宅や店舗。市教委は修理費の80%を上限800万円補助する文化庁の制度活用を進めてきたが、自己負担も生じ、「自分の後に住む人がいない」などと修理に踏み切れない高齢者が多い。
損傷した242棟のうち9月末までに修理を終えたのは184棟。工事中は11棟で計81%。20年度中の工事予定も12棟にとどまる。観光客の眼に付く建物の修理は進んでいるが、土蔵や付属屋を含め3~7棟所有し、母屋以外は手が回らない世帯も目立つという。
市教委は「風雨で傷まないよう応急的な修理を勧めるなど、1軒ずつ丁寧に対応したい。新型コロナウイルス感染拡大で減った観光客が回復しており、修理する意欲が高まれば」と話す。
地震では倉吉市、北栄町、湯梨浜町で震度6弱、三朝町などで震度5弱を観測。県内の住家被害は全壊18棟、半壊312棟、一部破損1万5078棟の計1万5408棟に上った。重傷8人、軽傷17人で死者はいなかった。
【中国新聞 2020.10.21】


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倉吉の町並(2020.04撮影)

倉吉の町は仕事で訪ねることも多く、地震後の姿も見てきたが当分の間ブルーシートに覆われた建物を目にした。
記事にあるように完全復旧にはまだまだのようではあるが、今年の春訪ねた時は表向きはほぼ旧に復したというイメージを抱いた。
しかし実際の所、災害はある程度建物の更新を促すものというのは致し方無いところであろう・・。



by mago_emon2 | 2020-10-21 22:05 | 重伝建保存地区 | Comments(0)  

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