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西国街道の面影守り生かそう(三原市本町)

三原市本町の住民有志が江戸期の西国街道の面影を残す町並みを残そうと、住民による自主ルール作りを進めている。民家や商店の改築時に外観を落ち着いた色調にしたり、建物の高さを制限したりすることでレトロな雰囲気を残し、まちのにぎわい復活を目指す。
JR三原駅に隣接し、約1270人が住む本町エリア全域が対象。2018年から計6回開いたワークショップの参加者が、景観のガイドラインを作り、高齢者や観光客に配慮した路地の整備などをテーマに提案書をまとめた。
景観を守る案として、新築や増改築の際に屋根や外壁を黒、白基調とする/勾配のついた屋根にする/しっくい壁や木の格子を覆っているトタン板を外す―などの方法を例示。メイン道路の本町通りや宗光寺小路では、国の事業を活用した電線の地中化を目指す。
市の協力を得るため、本町連合町内会の帯賀信義会長(86)たちは24日、天満祥典市長に提案書を提出。天満市長は「住民の熱意に応え、市も一緒に盛り上げたい」と応じた。
本町エリアは20年前に比べ人口が2割減り、高齢化率40%以上、空き家率14%と空洞化が進んでいる。一方、太平洋戦争で空襲を免れたこともあり、県立広島大の調査によると、戦前の建物が約270軒も残る。最近では古民家の所有者が解体を思いとどまり、活用策を探る動きもある。
提案書作りに携わった住民は近く、本町まちなみづくり協議会(仮称)を結成し、景観ルールの住民全体の合意形成を図る。三原城天守台跡を望む高台からの眺めを保つため、6階以上の高層建築を建てないよう努めるルール作りも目指す。
帯賀会長は「景観ルールに沿った建物の改修が一例でも始まれば、地域の機運が高まるはず。10年後を一つの目標に、街が美しく変わったと実感できるようにしたい」と話している。
【中国新聞 2020.01.26】
西国街道の面影守り生かそう(三原市本町)_d0328255_20325102.jpg
三原・本町(西町)の町並(2005年撮影)

この界隈は少しずつではあるが地元が認識され建物や町並の保存に動かれているように感じていたが、ようやく具体化してきたようだ。しかし、記事にあるような整備方法は常套的なやり方ともいえ、ややもすると人工的に整備された感じになり、何処にでもある保存されたような町並になりがちなので、その辺は慎重に計画していただきたいものである。


by mago_emon2 | 2020-01-26 20:53 | 古い町並 | Comments(0)  

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