どう結ぶ(大久野島・重伝建)

呉高専(呉市)の神田佑亮教授(41)=交通計画=と学生25人が17日、竹原市の大久野島(忠海町)と町並み保存地区(本町)を訪ね、この2大観光地を結ぶ交通手段の現状や改善点を調べた。
午前10時に忠海港に集まり、客船で大久野島に渡って散策した。午後は順次、忠海港近くのJR忠海駅から呉線で3駅先の竹原駅に移動。国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)でもある町並み保存地区を巡った。
学生は「船と呉線の接続が悪く、待ち時間が長い」「忠海港や船内で他の観光地を紹介する資料が少ない」などの気付きを交換しながら移動していた。
大久野島は生息するウサギの動画がインターネットで広がって、観光客が急増。半面、町並保存地区を素通りし、関西地方などに向かうケースが目立つ。神田教授は、市が大久野島の観光客を市内の他の観光地へも誘うための模索を続けていることを知り、調査することにした。
3月中に利便性などの改善点をまとめ、市や県に提案する。環境都市工学科5年の大室ひなさん(20)は「島も古い町並みも魅力的だった。うまくつなげる案を考えたい」と話していた。
【中国新聞 2018.02.18】

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大久野島の海景

私も去年ようやく大久野島を訪ねたのだが船に積み残しが出るのではと思えるほどの賑わいだった。ネットの力というのは絶大と思う一方、「うさぎ」だけが目的というのなら、何ともったいないと私は思ってしまう。
うさぎの島というところが先行して、単にうさぎを観察し撮影することだけに終始するというのなら、全く本質を見ずして帰ってしまうことになる。せめて、島内の戦争遺跡の一つでも見てほしいもの。そもそもうさぎそのものも戦争遺産と言ってよいものなのだから。
もっというと、竹原の本町地区のみならず、大久野島への船の出る忠海にも古い町並がしっかりと息づいている。



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by mago_emon2 | 2018-02-18 23:08 | その他 | Comments(0)  

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