廉塾 19年度から整備


江戸期の儒学者菅茶山が福山市神辺町に開いた廉塾と、茶山の旧宅の保存活用計画案を、同市教委が1日、示した。国の特別史跡で、江戸中後期の教育環境を伝える希少な史跡として、当時を追体験できる空間づくりや、周辺の文化財と連携した活用を進める。2019年度から5年間で整備をする方針。
市内であった策定委員会の最終会合で説明した。計画案によると、史跡内を建造物、菜園、緑地の3エリアに分けて保存。現存する講堂や寮舎、米蔵などは、傷みが目立つ床や壁、屋根を修復する。史跡内には説明板やベンチを設け、情報通信技術(ICT)を使った案内も検討する。
近くの県史跡・神辺本陣跡や茶山の墓の保存にも取り組み、近世山陽道の町並みと合わせて活用する。整備には、今後実施する発掘調査の結果も反映させる。付近にあり、茶山が初めに開いたとされる別の私塾跡などの追加指定も検討する。
ほかに計画案は、所有者が担っている史跡の管理について、将来的に市が担う検討も必要とした。
委員の一人で、住民たちでつくる菅茶山顕彰会の鵜野謙二会長(77)は取材に、「保存活用を通じて史跡の価値を高め、地域の魅力の発信につなげてほしい」と話した。
広島県内の国特別史跡は廉塾と厳島(廿日市市)だけ。福山市が17年度の申請を目指す日本遺産のストーリーづくりの中心的役割が期待されている。
【中国新聞 2017.02.02】

d0328255_00073219.jpg廉塾の講堂(上)と旧神辺本陣













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神辺のこの周辺は旧山陽道沿いに面し、例年秋に街道沿いでイベントが開催される。このときには廉塾と旧本陣の建物内が公開される。
一昨年私もこのイベントを訪ねたが、両建物ともかなり痛んでいるのが気になった。
方針というのだからまだ決定ではないのだろうが、一旦公言した限りは必ず実行して貰いたいものだ。
この二つの建物の存在は山陽道沿いの古い町並を訪ねるにあたっても、その価値がとても大きいものだ。
できることなら、健全な姿で常時公開されることを望む。


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by mago_emon2 | 2017-02-04 00:17 | 伝統的建造物 | Comments(0)  

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