御手洗の宝HPで発信
生活と暮らし/行事/歴史-などの項目に分け、御手洗のイメージが湧くよう写真をメーンにして紹介する。レイアウトは市内のデザイナーに頼んだ。住民の絆の深さ、潮待ち港として栄えた歴史や伝統行事・・・。10年、20年先を見据え、残したい「地域の宝」を載せる。
写真は、昨年東京から家族で移り住んだ写真家宮川トムさん(34)の担当だ。今月上旬、考える会の女性会員でつくる「さくら部」の活動を取材した。住宅の軒先の格子窓や壁の竹筒にスイセンやトルコギキョウを生ける場面をカメラに収めた。
空き家の多い地区を明るくしようと2003年に始めた取り組みで、会員は毎日40軒余りを回る。古くなった花を自分たちが育てた花と取り替える。部長の鍵谷恒美さん(67)は「情報発信によってもてなしの文化も伝えたい」と喜ぶ。
考える会の尾藤良会長は「単なる観光情報サイトにしたくない。伝統と支える人を紹介し、移住希望者や御手洗ファンの参考になるHPにしたい」と意気込んでいる。
【中国新聞 2016.02.10】

御手洗は瀬戸内の島にあってはその古い町並としての質量、歴史性ともにトップクラスだ。
重伝建地区となってからは伝統的建物が随分綺麗に整備されたが、それは華やかだった頃の姿を取り戻したということもできる。
その御手洗の魅力をネット発信する取組、重伝建地区を紹介する地元のサイトというのは意外と少ないもので、応援したいものだ。
by mago_emon2 | 2016-02-10 23:47 | 重伝建保存地区