人気ブログランキング |

旧街道町並み保全要望

広島市安佐北区可部地区のグループ「可部夢街道まちづくりの会」や地元自治会は17日、市に同地区の旧雲石街道の町並み保全や空家バンク制度の創設などを求める要望書を出した。
要望書は、昭和30年代から大型店舗の進出や団地の開発で人通りが減り、昔の街道沿いの面影が薄れたと強調。古い民家が減少し、空き家も増加傾向と指摘し、町並み整備の補助金交付や空家バンクの創設、古民家を活用した歴史資料館の設置を求めている。
この日、地元住民たち5人が安佐北区役所を訪問。同グループの辻英明会長(78)が立岩薫区長に要望書を手渡し、梶川暢之副会長(81)が「風情のある家を残したいという意見が多い。景観維持へ行政の支援が必要」と訴えた。立岩区長は、「住民と知恵を絞って町並みを守る対策を考えたい」と答えた。
【中国新聞 2015.06.18】

d0328255_22255114.jpg


可部地区の旧街道沿いの住民の方は古い町並に対する意識が高く、イベント等も定期的に行っている。しかし流石に公の補助なしに伝統的建物を健全な状態で保つのは困難だ。上の写真は昨年秋のものだが、特に地元で折り目と呼ばれる街道の鍵曲がり付近で取壊され更地となっている例が目立った。
可部の話題は17日付の紙面でも取扱われており、その情報では商家などの伝統的な建物は、この10年で3割減少したという。
この数字を見るとかなり急速に町並景観が姿を変えているといえる。やがては町並から歴史を感じることが困難になってくるだろう。
市の財政は厳しいのだろうが、例えば画一化された公営住宅を新築するよりは、歴史の生き証人である古い町並、町家の保存に少し差し向ける方が良いのではと。

by mago_emon2 | 2015-06-18 22:40 | 古い町並 | Comments(0)  

<< 映画ロケを機に・・―石川県加賀市 日本の原風景 各地に 「小京都... >>