【雑記】地震と町並

先日、長野県北部を震源に発生した規模の大きな地震は、9月に町並探訪をしたばかりの地域でもあり心が痛んでいる。特に重要伝統的建造物群保存地区ともなっている白馬村青鬼集落、発生翌日頃集落への村道が崩壊しているとの情報を聞いており心配である。ただ以後続報が入ってこない。建物への被害はなかったのかと。

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今回の地震は糸魚川から静岡への構造線に沿った動きで、専門家によると、今回動いたのは付近にある断層帯の一部で、今後南側に連なる別の断層帯が一度に動いて、わが国最大の内陸直下型地震とされている濃尾地震に匹敵するほどの大地震となる可能性も示唆されている。

地震大国ともいえるわが国、伝統的建物に限ってみてもとても不利な条件といえる。たとえば欧州でのそれは石造の建物が中心なのに対し、日本は圧倒的に木造建築が多い事もそれに拍車をかけている。

一度規模の大きい地震に見舞われると、古い町並を構成する建物は当時としては破格の頑丈かつ立派なつくりだったとはいえ、その修復は難しい。この5月に私は茨城県の真壁という町を訪ねたのだが、東日本大震災による爪痕が未だに濃く残っていて、ブルーシートや単管足場に覆われた古い建物が多く視界に入ってきて辛かった。ここも重伝建地区、青鬼地区同様、早く健全な姿を取り戻してほしい。
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by mago_emon2 | 2014-11-30 22:54 | 雑記 | Comments(0)  

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