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長門・俵山温泉 客減少歯止めへPR

訪れる温泉客の減少に歯止めをかけようと、長門市の俵山温泉が、泉質が美容や健康に与える影響を調査し、効能のPRに乗り出した。科学的に分析した内容で、幅広い世代の利用客を呼び込みたい考えだ。
山あいにひっそりと約20軒の宿がたたずむ俵山温泉は、916年に開湯。強アルカリ単純泉で、特にリウマチに効能があるとされ、湯治客に親しまれてきた。
ところが、1970年前後に約70万人に達していた利用客数は、昨年には約19万人にまで減った。民宿もここ十数年で急激に減少。利用客の呼び込みは喫緊の課題だ。
(中略)泉質や町の雰囲気について、温泉研究で知られる札幌国際大の松田忠徳教授(観光学)が山形県の肘折温泉と双璧をなす「西の横綱」と評した俵山温泉。俵山温泉合名会社は実験データや効果的な入浴法などを盛り込んだ温泉手帳を作成し、配布する予定だ。
【中国新聞 2014.05.14】

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俵山温泉街の風景(2004)

温泉は相変わらず人気のように認識されているが、このような昔ながらの温泉街の旅館は苦戦している例が多いようだ。賑わっているのは、一部の知名度・話題性の高い温泉地、一部の旅館やホテルのみであって、地方の零細な温泉地は軒並寂れているといってもよい。
この俵山温泉は、科学的根拠から温泉の効能を立証し、売り出そうという考えだ。常連の湯治客にモニター調査を依頼し、効果を実証している。
温泉街の町並も昭和レトロを想起させる渋い佇まいで、今後は温泉街としてこのような場所が再注目されることを願いたい。

by mago_emon2 | 2014-05-14 23:38 | 老舗・伝統産業 | Comments(0)  

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