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旧田野医院 本格調査へ

松江市教委は2014年度、長崎の被爆医師、故永井隆博士の生家で市有形文化財、旧田野医院(同市苧町)の本格的な調査に乗り出す。専門家から日本最古の擬洋風私立病院建築との指摘もあり、県や国の文化財の指定申請もにらむ。

旧医院は、明治初期に多く建てられた擬洋風建築で、和風の瓦ぶき屋根と洋風の半円アーチ型の窓が特徴。正確な建築年は不明だが、市教委と専門家による06年までの調査で、建築様式や市内在住の所有者の話などから1871年の建築と推定されるとした。
(中略)旧医院は73年に苧町病院として開業し、86年からは田野医院として1990年ころまで運営されていた。その後、住居や宿泊施設として使われていたが、昨年11月に所有者が市に寄贈。市教委がことし1月、有形文化財に登録した。
(「中国新聞」2014.03.25)
旧田野医院 本格調査へ_d0328255_23103210.jpg

※この建物は取材しておりませんので、以下のURLからのコピーです。
http://kourokan.main.jp/heritage-matsue.html


松江にこんな立派な医院建築があるとは知らなかった。医院というには余りに豪華に凝った意匠だ。
アーチ型の大きな窓はかなりのインパクトがある。
これは是非とも保存していただき、できれば公開してほしいものだ。記事によると、市は今後公開も検討しているようで、期待したい。

by mago_emon2 | 2014-03-25 23:13 | 伝統的建造物  

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