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【雑記】忌避する用語

古い町並を形容する言葉として、しばしば小京都とか、小江戸などという呼び名が用いられる。
長年古い町並を取上げてサイトで紹介しているが、私は余りこの呼び方が好きではなく、ほとんど使ったことがない。古い町並は、その町の歴史を物語るものであり、京都や江戸を模したものではない。無論、京文化や江戸の影響を大きく受けた町は数多くあるが、その町固有の文化が凝縮されたものである。小京都などという言葉は、あたかも京都を模倣した町のようなイメージを受ける。小京都と銘打たれると、箔がついたようで地元は誇らしいのかもしれないが、それ以前にわが町の個性をもっと前面に出すべきであろうと思う。
従って、私の町並紹介文ではほとんど小京都という言葉は出てこない。幾つかのページで、「○○の小京都とも言われるが・・」と触れているに過ぎない。

それ以上に私がある意味忌み嫌って使っていないのが「古民家」という単語である。
受け止め方によっては、古い町並は古民家の集積なのだが、この言葉を聞くと改築され古い町家風に整えられた建物を想像する。もとは伝統的建物なのだろうが、デフォルメされたものとの認識である。そう曲げて解釈しなくてもと思われるかもしれないが、とにかく私の町並解説文には一切登場していない単語であると断言できる。
どうでも良いことかもしれないが、私に妙な言葉へのこだわりがあるらしく、今後も使いたくない単語である。

by mago_emon2 | 2013-10-11 01:32 | 雑記 | Comments(0)  

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