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【雑記】熱かったかつてのプロ野球

90年代頃までのプロ野球では、よく小競合いや乱闘の場面が良く見られた。真剣勝負をしている以上、そのような衝突が起きるのはある程度は避けられないものであり、観客の一部もそれを容認する向きがあった。
私は足繁く球場に足を運んではいないので、そのようなトラブルを実際眼にしたことはないが、テレビ観戦の中で今でも印象に残っているシーンは幾つかある。

1987年5月2日の広島-中日戦
中日攻撃時、中尾孝義選手が本塁生還の際に達川光男捕手のタッチが顔面に入ったことで流血する騒ぎになったことが伏線となった。川又米利選手が盗塁を試み、二塁手正田耕三選手のタッチがみぞおちに入ったことに激怒した川又と正田が小競合いとなり、その後両軍選手が殺到し乱闘劇となった。この時、真っ先にベンチを飛び出したのが就任一年目の中日星野仙一監督で、意外なことに現役時代を含めて初の退場処分を受けた。

1994年5月1日のヤクルト-読売戦
試合序盤にヤクルト西村龍次投手の村田真一捕手への頭部死球により、村田が負傷退場となったことが伏線となり、読売の先発・木田優夫投手がバッターボックスの最後部に立つ西村の腰あたりに直球での死球を与える。その後ヤクルトがリードを広げ、7回表に西村がグラッデン選手の顔近くに投球したことによりグラッデンが激怒、死球合戦ともいえる異様な雰囲気もあり両軍入り乱れての大乱闘となった。グラッデンとヤクルトの捕手中西親志選手はこの乱闘で負傷し、その後の野球人生を棒に振ることになった。
さすがにこの一連の騒動はもはや野球でない部分がある醜いものとの認識を抱いた。

1996年5月1日の中日-読売戦
5回裏、読売の先発・ガルベス投手の山崎武司選手への投球が頭部付近を通過したことにより山崎が激怒、マウンドに詰め寄り両軍ベンチ総出の大乱闘に発展した。両選手の退場処分に長嶋茂雄監督が不服を示し、32分もの中断後提訴試合により試合を再開するという異様な試合となった。

最近は危険球に対する罰則も強化され、このような乱闘騒ぎが起こることは滅多になくなったが、当時のこのようなシーンは選手たちの熱い気持が直に伝わってくるものである。それを懐かしむのも不謹慎であろうが、最近の試合にちょっと物足りない思いを抱いてしまう。

山崎選手が今日44歳にして、引退を決意したというニュースを聞いて、当時の乱闘劇を思い出し、これを書く気になった。熱い選手であったが、野球のことファンのことを一番に思う良い選手であった。

by mago_emon2 | 2013-07-30 00:10 | 雑記 | Comments(5)  

Commented by R. at 2013-07-31 23:51 x
こんばんは。

孫右衛門さんが挙げられた3乱闘、私は余り記憶に無いんですが、かつてはよくスポーツニュースでそういったシーンを目にしましたね。
広島の達川さん、デッドボールを上手に受けて(??)、何だかユニークな選手でしたね。懐かしい~
でも、余り激しすぎる殺伐とした荒れ試合はちょっと怖いですよね。

私は大リーグに野茂投手がデビューした頃、TV中継を録画したりして、割と熱心に観ていました。
あちらでも、ジャッジに不満を持つ選手がまず審判に喰って掛かり、最終的に監督が飛び出して、「罵り合い」が始まりますよね。
その時、監督は「手を出してない」アピールで、両手を背中に組んで、審判に(多分)悪態をつくんですが、両者の顔が近すぎ、、胸の辺りを押して中々の剣幕です。
結局、すぐ監督は退場になるんですが、(単純に言うと)何だか面白いんですよね。
おそらく、ひとつのジャッジが試合を左右するかも知れないので一生懸命なんでしょうね。
その情熱と勢いが「大男」にそんな振る舞いをさせるのでしょうか。
Commented by R. at 2013-07-31 23:53 x
長文で、一度にコメント出来ませんでした。続きを、、失礼します。
さて、中日の山崎選手、引退されましたね。確か中日には山本昌さんが現役で長く頑張っておられますよね。
息の長い選手、ケガで選手寿命の短い選手。。プロスポーツの世界は、色んな事を考えさせられます。
それから、思うに関西のTV中継は阪神中心、少し前はたまに巨人。。なので、他チームの事はちょっと「ぼやけた」記憶になるのかも?。
「阪神ファン」までいかない私ですが、とりあえず「巨人」には負けて欲しくないです~恐るべし、関西人DNA!
Commented by mago_emon2 at 2013-08-01 02:20
実はROUND4を書こうとして、あまりに長くなるんで止めたんですが。1998年甲子園での巨人戦での出来事。1試合目にガルベス投手の審判へボールを投げつける騒ぎの後、第3戦目に両軍コーチが相次いで退場になる乱闘劇です。これは覚えていますか?
先日に続いて、Rさんとは何か話が合いますね??これはどうしたことでしょう。野球ネタでも。

山崎選手といえばこの乱闘を一番に思い出すので、思わず書き出したのがこの記事です。ラフなプレーを期待しているわけではありません。念のため。こちらでも地元球団に続いて阪神の応援団も大挙して押しかけるので、巨人に負けるのはクソと思っても阪神にならという気風はあります。
プロ野球の現役世代の選手も私とは随分若い世代になってしまって、時代を感じますね。でも同年代の中日谷繁選手・和田選手、日ハム稲葉選手などがまだ第一線で活躍しています。彼らも応援していきたいです。
Commented by R. at 2013-08-01 22:35 x
ガルベス、いましたね~、審判にボールをぶつけた、、おおまかに思い出しました。(確か)プロ野球的に結構、大事件?でしたよね。何か、適当ですいません;;
1998年頃、関心が大リーグやサッカー(W杯)に向いていたかも知れません。

私も最近の若い選手は余りわかりません。
先日のオールスターで、改めてオリックスの糸井外野手をいい選手だと思いました。強肩がかっこいいんですよね。
カッコイイ=顔がいい、なら、阪神の藤井捕手なんですけど~^^(ご本人がお立ち台で叫んでいるので!)
あ、また話題が阪神に戻ってきました。マエケン、阪神にいただけませんかね・笑
巨人にも(にも!)いい選手、いますね。WBCの時は、分け隔てなく全員応援致します(^。^)
Commented by mago_emon2 at 2013-08-01 23:27
ガルベス投手は技術的には良いものを持っていたにもかかわらず、イメージとしてはトラブルメーカーという方が先立ちます。しかも紳士たるべき巨人の選手だったことで余計目立ちますね。
達川選手のパフォーマンス私も面白かったです。ああいう個性的な選手も最近は少なくなりました。
阪神マエケンはちょっと想像できませんが・・1対5のトレードでなら??でもカープの顔ですので、譲れません!
でも、阪神自体は嫌いではありませんよ。

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