# by mago_emon2 | 2021-04-02 21:38 | 伝統的建造物
# by mago_emon2 | 2021-04-02 21:38 | 伝統的建造物
廿日市市の松本太郎市長は9日、世界遺産の島・宮島の歴史的な町並みを保全するため3月末までに、国へ重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)選定の申請をする方針を明らかにした。12月までの選定を目指す。
対象エリアは、町家通り一帯から大願寺、大聖院にかけての約16.8ヘクタール。同地域にある約560戸のうち江戸時代から昭和初期までに建てられた「伝統的建造物」は189戸あり、これまでに69%に当たる131戸の所有者から同意を得られたという。国は「所有者の7割の同意が必要」としており、その基準を満たしたと判断した。
国の重伝建に選定された場合、伝統的建造物の所有者は土地の地価税や固定資産税が非課税となる優遇措置がある。ただ、所有者にとっては復元的な改修をするには一定の費用がかかるほか、空き家になるなどして所有者が活用策を決めていない物件も多い。市は当初、19年度中の申請を目指したが、幅広い同意を得るのに時間がかかり、作業がずれ込んでいた。
市は今後も、島の歴史的な建造物を守り、後世に残す意義を住民たちに丁寧に説明する。また選定された場合、記念のシンポジウムを開くことも計画する。
【中国新聞 2021.02.10】
土産物屋街裏手の「町家通り」の町並(2020.03撮影)
丁度1年前、重伝建に向けての記事を記録している。その時は今年度中に申請を目指していたとされるが、住民の同意取り付けがややネックとなったようだ。重伝建への具体的な動きが始まって既に5年経過している。選定されることがすべてではないとはいえ、続報に注目したい。
# by mago_emon2 | 2021-02-11 19:49 | 古い町並
呉市音戸町の音戸高の生徒が、3分間の動画で観光地を紹介するコンテスト「観光甲子園」に出場するなど、町の魅力を発信する活動に力を入れている。地元への愛着を育む狙いで授業の一環として取り組み、地域のガイド役を頼まれる例も出ている。
1、2年生の14人は今月中旬、広島経済同友会呉支部の依頼で町内のガイドを務めた。企業経営者たち20人を、老舗呉服店を改装したカフェ「天仁庵」や、戦国武将毛利元就の末子の元為が開いたとされる法専寺に案内した。
昔ながらの風情を残す鰯浜地区の路地では、古風な洋館を前に生徒会長の2年椋田聖矢(さとや)さん(17)が「このモダンな建物は呉銀行の支店でした」などと解説した。
同支部は、音戸高が市内で唯一、観光甲子園に出場すると知ってガイドを依頼した。畦(うね)淳造支部長は「しっかり研究しており、感服した。地元を愛する子どもの育成が地域の活性化につながる」と話した。
観光甲子園は一般社団法人ネクストツーリズム(神戸市)が主催するコンテストで、同校は2年生が「訪日観光」1年生が「日本遺産」の部門に出品している。12月1日には決勝大会へ進出するチームが発表される予定だ。
動画を編集した2年石川美貴さん(17)は「決勝に残りたい。動画を見て、音戸に多くの人が訪れてほしい」と願う。坂根保広校長は「地域をテーマにした価値ある学びを続けていく」と話す。
【中国新聞 2020.11.25】
観光甲子園なるものを私は良く知らなかったが観光庁も後援する結構大きな取組のようだ。古い町並や建物が残っていても、以前は全く地元の人から認識されないままのところも、再訪してみるといつの間にか訪問者を迎え入れる施設が出来ていたりして、実は水面下では動いていたのかと思ったりする。
高校生がこの観光甲子園に参加するということで、町並や建物に関心が高まり、少しずつでも訪問者に知るところとなってもらいたいものだ。記事にある洋館や旧呉服店など、「高品質」な素材も残っている。
# by mago_emon2 | 2020-11-26 19:43 | その他
# by mago_emon2 | 2020-11-07 19:32 | 重伝建保存地区
# by mago_emon2 | 2020-10-21 22:05 | 重伝建保存地区
ファン申請 |
||