可部の散策「もてなし隊」

広島市安佐北区可部地区に歴史散策で訪れる人のガイド役を務める住民グループ「可部夢街道もてなし隊」が発足した。見どころなどをまとめたハンドブックを作り、「隊員」に登録した住民が、地域の魅力を発信する。
可部のコミュニティーサロン可笑屋(かわらや)が来訪者の窓口となる。町案内の希望を電話で受けたスタッフが、全隊員に日程や散策場所などをメールで伝え、時間の都合のよい隊員が付き添う。
(「中国新聞」7月25日)

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可部は山陰方面とを結ぶ街道の要衝、河港として古い歴史を持ち、現在でも旧道沿いに伝統的な佇まいを残す。地元の方々はそれをよく認識されており、「可笑屋」を拠点に積極的な活動を行っている。年に一度開催される町歩きイベントをはじめ、定期的に町を舞台とした催し物が行われている。
私の個人的な探訪では、公開された旧家等で時折案内係の方の解説を受けることはあるが、町を歩くのにガイドを頼むことはまずない。しかし地元の方の生の案内・説明はどんな資料にも増して貴重なものだ。
何度も歩いている町ではあるが、機会があれば「もてなし隊」の案内で再訪してみたい。
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# by mago_emon2 | 2013-07-28 20:15 | 古い町並 | Comments(0)  

【旧雑記帳No.15】 銀河鉄道999 (2009.03.08)

私は子供の頃からTVアニメはほとんど見る事がなかった。小中学生頃は今とは違って数多くのアニメ番組があったが、ストーリーはもちろん、題名も印象に残っているものは少ない。
しかし例外があって、「銀河鉄道999」がその代表だ。未来の設定なのに、何故蒸気機関車なのか、そしてなぜそれが宇宙を旅するのか。子供心に汽車旅の極意のようなものを感じていたのだろう、その後鉄道旅行を頻繁にするようになったことは、自然のことのような気がする。
謎の美女メーテルに連れられて主人公の少年・星野鉄郎が数々の試練に堪えながら終着駅まで辿り着くその道程は現在の列車の旅では決して味わえないものであり、今思えば当時の私に旅の浪漫を存分に感じさせてくれたことだろう。
最近、懐かしさを感じ本屋の中古DVDコーナーで999を時々買って帰って見返している。心温かい少年星野鉄郎と旅の情けともいえるものが、30年近くも経った今見ると表現されているように思える。懐かしさも相俟って、時折涙ぐむようなこともある。
ヤフーのニュースで東京都の西武線の駅で999の「車掌さん」が名誉駅長となるといった記事を見て、これを書く気になった。

(原文そのまま)
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# by mago_emon2 | 2013-07-25 21:13 | 雑記 | Comments(0)  

中国地区から2つの重伝建地区

津和野町津和野伝統的建造物群保存地区(島根県津和野町)
津和野城下町に形成された武家町及び商家町。旧山陰道に沿って水路や土塀が続く武家町と、赤茶色の瓦を葺いた町家が連なる商家町の対比が特徴的。水路に鯉を放ち、花菖蒲が彩りを添える伝統的な町並みは、山陰の小京都として広く知られ、今回、改めて重要伝統的建造物群保存地区として保存を図る。

津山城東伝統的建造物群保存地区(岡山県津山市)
津山市は、岡山県の北東部に位置する。慶長8年(1603)に美作国に封ぜられた森忠政が津山城を築き、城下町を整備した。城の周囲に武家地、城下町の南半部を東西に通る出雲往来に沿って町人地が形成された。城の東を流れる宮川の東側にも城下町が形成され、出雲往来に沿った町人地が保存地区に当たる。地区の東部には、国指定史跡箕作阮甫旧宅がある。
(文化庁報道発表 2013.05.17)

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(津和野)
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(津山)

文化庁選定の重要伝統的建造物群保存地区は毎年数箇所追加され、今年も上記2箇所が新規に選定された。情報によると今秋宮城県村田町など数箇所が追加選定される可能性があるとのこと。
いつの間にか100箇所を超えている重伝建地区。最近になって選定されたところは私も完全には把握していない。
ただ一ついえることは、重伝建地区は市町村などの自治体からの申請に基づき選定(認定)するものなので、必ずしも景観的・文化的に秀逸な町並や建物が集積しているわけではない。重伝建地区でなくても重厚で歴史的価値のある町並は多数あり(例:奈良県御所市、名古屋市有松地区)、逆にここに挙げるのは気がひけるので差し控えるが、ここが重伝建?といったところもある。
もちろん選定を受けるということは、国にその歴史的構造的価値が認められているということだから、探訪に値するところであることは間違いない。これから古い町並を訪ねたいと思われる方には、まず重伝建地区から始めてみて欲しいとの思いは変わらない。

<関連サイト(外部サイト)>
http://www.bunka.go.jp/bunkazai/shoukai/hozonchiku.html (文化庁のページ)
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# by mago_emon2 | 2013-07-21 20:59 | 重伝建保存地区 | Comments(0)  

【旧雑記帳No.43,No.40(関連)】 応援したい人

また雑記だが、今回は応援したい二人の人について書きたい。

今年のプロ野球も日程の半ばに達した。目覚しい活躍をしている人も多く眼につくが、中でも注目しているのが菊池雄星投手だ。先日などあわやノーヒットノーランの投球を披露し、彼の実力がいよいよ本格的に発揮されたと確信した。
私は彼の所属する球団は正直好きではない。しかし今期の活躍に至る過程が彼に関心を抱く要素となっている。鳴り物入りで入団しながらその成績は今ひとつであった。そもそも高卒投手にいきなり好成績を求める自体に無理があることだが、その途中には球場外のスキャンダル的話題のみが先行したこともあった。注目度も年々低くなった。
彼が1年目から抜群の成績を挙げ続けていたならば、私は特に応援することはなかっただろう。その間には陰で相当な努力を続けていたに違いない。ようやく本領を遺憾なく現してきたことは痛快だ。
くどいようだが、所属する球団は好きではない。しかし彼だけは応援したい。

あともう一人。
昨日、松浦亜弥さんのライブイベントに参加してきた。彼女は10代の頃にはアイドルとして猛烈ともいえるメディアへの露出で、関心のない人でもその名前だけは知っている人も多いだろう。私もよく目にしてはいたが、既にそのような分野には興味なく、ましてや応援することもなかった。
その後露出が徐々に減っていったことで、半分忘れかけていたというのが正直なところである。
ところがある日、昔からのファンのあるアーティストさんの楽曲を動画サイトで聴き歩いていて、その寄り道で偶然彼女のライブ映像などの動画を見る機会があった。歌唱力・表現力が非常に高くかなりの衝撃で、何しろ歌謡界の数々の大御所からも高評価を得ているとのこと。彼女の動画に釘付けになってしまった。「大誤算」ともいえる思わぬ事態!
しかし、その能力がいよいよ発揮という段階になって、ある事情で活動を制約せざるを得なくなったことが残念で、結局彼女に対するイメージが以前のまま、世間一般にとどまっているというのがもどかしいところだ。
この数年は事実上活動を休んでいて、その歌う姿を見るにはファンクラブ会員限定のライブに参加することにほぼ限定されているような状態だったので、早速その手続きをとって参加したという次第。
魅力的な歌声を堪能させてもらった。
私は自分より若い世代の曲は一部を除いて余り聴くこともないのだが、良くわからないグループが横行する中で、彼女は例外中の例外と思う。
こういう人こそ注目されてほしい。





<関連サイト(外部サイト)>
http://daily-lions.com/2013/06/column20130622.php
https://www.youtube.com/watch?v=E4bIkCCDCAg&list=PL2C96025150B4E466
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# by mago_emon2 | 2013-07-16 00:05 | 雑記 | Comments(2)  

御手洗にレトロ休憩所

江戸時代の潮待ち港の風情が残る大崎下島の御手洗(呉市豊町)に10日、観光案内の御手洗休憩所がオープンした。国の重要伝統的建造物群保存地区の玄関口にあり、観光客の散策が便利になる。
休憩所は寄付を受けた古民家を改修した。木造平屋100平方メートル。レトロな外観が目を引く。
豊町観光協会のスタッフが常駐し地区の見どころなどを紹介する。トイレや駐輪施設も設けた。
(中略)古民家は100年以上経過するが、建築年は不詳。痛みが激しいため補強工事を施し、総事業費は約2600万円となる。
(「中国新聞」7/11朝刊より)

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 御手洗を初めて訪ねたのは12年ほど前になるが、当時は伝統的な建物はほとんどそのままの状態で、壁の漆喰ははがれ、瓦がずれたままのものがあった。今にして思えばそれがなんともいえぬ風情をかもし出していたともいえるのだが、活気が見られない町並であった。
上の写真は2005年に撮影したもので、この間に随分整えられ、保存地区というに相応しい景観となった。余り整えすぎると博物館のようになってしまうのだが、ほどほどのいじり過ぎなさは好感が持てるものだ。
本州との間に架橋され乗用車でも訪ねられるようになってから、訪問者数は急増したが、一時の流れは少し落着いたかもしれない。伝統的建物を利用したこの案内所が、ささやかながら探訪の手助けになることを願いたい。

<関連サイト>
http://www.kyoshu-komichi.com/mitarai.html
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# by mago_emon2 | 2013-07-12 00:08 | 重伝建保存地区 | Comments(0)  

【旧雑記帳No.29】 記憶の郷愁(2011.06.24)

先日鳥取県を足早に回った時である。
学生時代、アルバイト先のホテル厨房で4年間お世話になったのだが、その時の仲間に境港市出身の学生がいた。
大学は違えども、同じ中国地方出身の学生ということもあり、妙に気が合いほかのバイト先との掛け持ちをするときも一緒だった。
一年上の先輩であったが、今思うとこの人が学生時代で一番、気のおけない存在にあったと思う。
彼が1年早く社会人になった後も、何度か大阪まで出かけ飲んだくれて部屋に泊まり込んだこともある。
ただ、その後せっかく就職した会社を辞め、それ以後の音信は途切れたままだ。
実家は境港でとある自営業をしているということは知っており、たまたま先日通りかかってそれを目にした。その時、彼は今どうしているのだろう、性格的にちょっと社会性が身についていないように感じたのだがうまくやっているのだろうか。当時の彼女とはどうなっているか、彼女と幸せな家庭を築いているのだとよいがと、いろいろな思いが頭をよぎった。
その実家の付近は古い町並ではないが、深い郷愁を感じたひとときだった。

<原文そのまま>
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# by mago_emon2 | 2013-07-09 00:28 | 雑記 | Comments(0)  

【旧雑記帳No.37】 車を停めるのが難しい町(2012.06.01)

最低100円で気軽に駐車できる地平のコインパークは町並探訪でも利用することが少なくない。しかし、設置されるのは大体人口30万人以上のある程度大きな町で、中小都市ではまず見かけない。
地方の小さな集落では空地も多く、また人口数万程度の小規模な町では銀行やスーパーマーケットなどの駐車場も開放的で、躊躇なく停めて探訪できるが、一番困るのが人口10~20万程度の都市の場合である。観光地でない限り外来者の駐車場が整備されておらず、コインパークがなく車を停める場所に苦慮することが多い。
最悪は市役所などの駐車場を借りて、自家用車の場合は後ろに積んである折畳み自転車を取り出して走ることになるが、探訪時間と同じくらい駐車場所探しに時間が取られる事も何度か経験している。この規模の都市を訪ねる場合は事前に駐車場所を調べておくのが賢明のようだ。

<原文そのまま>
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# by mago_emon2 | 2013-07-06 23:23 | 雑記 | Comments(2)  

鞆まちづくり 議論停滞

広島県の湯崎英彦知事が、福山市鞆町の鞆港埋立て・架橋計画の撤回を表明し、25日で1年。県はこの間、反発する架橋推進派との溝を埋められずにきた。宙に浮いたまちづくりに、反対派住民からも不満の声が上がる。5月、知事と羽田市長はほぼ1年ぶりに会談。ようやく緒に就いた行政の模索を、住民は注視している。
(「中国新聞」6/25朝刊 見出し記事より)

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鞆の町の中心部8.6ヘクタールは、重要伝統的建造物保存地区の選定に向けての伝建区域に決定され、市はそれを目指してきた。しかし、それは鞆港の埋立て・架橋が前提となっていた。その計画が崩れた今、港の景観は保持される一方、江戸期から明治にかけての建物も多く残る古い町の残影は年々淡くなっている。町内にも町並保存はまった無しとの危機感は強いというが、事実ここ10年ほどで18棟もの伝統的建造物が取り壊されたのだという。
確かに町の中心を走る道路は狭く、離合不可能な箇所も多い。散策者も危険な思いをすることがある。しかしそれがなぜ町並保存の障壁となるのか。代替案の山側を迂回するトンネル案の推進を願いたいものだ。


※鞆の話題は私の最も関心のある事柄でもあり、今後も時々取上げていく予定です。
<関連サイト>
http://www.kyoshu-komichi.com/tomo.html
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# by mago_emon2 | 2013-07-04 23:43 | 鞆の架橋計画と町並保存 | Comments(2)