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鞆まちづくり調査に予算

広島県が鞆港埋め立て・架橋計画を撤回した福山市鞆町のまちづくりについて、2014年度当初予算案に交通、防災対策などに関する調査費を計上する方針を固めたことが24日、分かった。渋滞対策として電線の地中化などを検討する。県が架橋の代替案とする山側トンネルについては架橋推進派の住民との溝が埋まっておらず、関連予算の計上を見送る。

調査費は主に「交通」「防災」「基金」の3分野。交通分野では、道路が狭く、車がスムーズに通行できない町中心部の交通環境を改善するため、電線の地中化や駐車場の整備などを検討する。
山側トンネルに架橋推進派の住民の理解が得られない中、地元で合意が得られる事業を先行させる狙いがあり、調査に着手する。
防災分野では、高潮時に浸水被害が出ていることを踏まえ、現在の護岸施設の問題点などを調べる。県が12年6月に架橋計画を撤回した際、同時に示したまちづくり計画に盛り込んでいた「まちづくり基金」の創設も検討。江戸時代の面影をとどめる鞆町の景観を守る資金を全国から募り、活用する仕組みを探る。予算額は調整中という。(後略)

【「中国新聞」 2014.01.25】


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この写真は町の幹線道路で離合が困難な箇所も多い。ここに地元住民や観光客の車も入り混じって混雑が常態化している。
少しでも緩和させるため、電線を埋設するという。それは町並景観の向上にもつながるため賛成するところであるが、渋滞に対しては、微々たる改善にしかならない。
私は鞆の古い町並や港の景観のことが気になっているから関心があるのであって、もちろんこの案件については外野である。早くトンネルを掘削して町並保存も渋滞解消もかなえばよいと思うのだが、そこには地元にしかわからない様々なしがらみや感情が渦巻いていて、私などが口を挟む余地はない。

だから余計でも、この問題が平行線を辿り続けるのはもどかしく苛立たしいものだ。

町並を守るための資金を募るといっても、どんな方法で?また活用とは具体的にどうするのか。まだあまりに曖昧すぎるので、私は今の段階では期待しないことにする。
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by mago_emon2 | 2014-01-25 23:51 | 鞆の架橋計画と町並保存 | Comments(0)  

2014年開催の「第28回白川郷ライトアップ」日程について

冬の一大イベント「第28回白川郷ライトアップ」の日程が決定いたしました。開催は平成26(2014)年1月18日〜2月15日の間に7回予定されています。

ライトアップ照明時間は17:30~19:30まで。マイクロバス以上の大型車によるご来訪ご見学は完全予約制となっております。

見学予約申込方法については世界遺産飛騨白川郷ライトアップ公式サイトをご覧ください。

【白川村役場公式サイト】http://shirakawa-go.org/kankou_info/4671/

これを受けて地元新聞にも小さな記事が掲載された。最近は冬場も観光バスなどで団体客が大挙して押し寄せるようになっているらしい。

私が最初にこの白川郷(白川村荻町)を訪ねたのは1999年で、当時は重要伝統的建造物群保存地区となってはいたが世界遺産登録はされておらず、実に静かな探訪であった。観光客の姿など探してもちらほらだったが、今では冬でもとてもそんな状況ではないのだろうと、記事を見て思ったところだ。
世界遺産登録ももちろんだが、東海北陸自動車道の開通により車両の流入が爆発的に増えたことも大きいだろう。本来は険しい峠道を控えて同時に訪ねにくかった高山市との間も便利になったため、高山とセットで訪ねる観光客やツアーも多い。世界遺産登録後一度だけ秋に訪ねたことがあるが当時とは全く状況が変わっていた。
この地方でしか見られない貴重な民家群は多くの人に知ってもらいたいし、一概に観光地になるのが悪いとは言わないが、私は初めて訪ねた時の静かな姿が荻町に対する第一印象であり、そうあってほしかったと今でも思うところだ。

(白川村役場HPの画像より)
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by mago_emon2 | 2014-01-19 10:50 | 町並イベント | Comments(0)  

【雑記】年末年始は厳かなものだったはず

今回もあっけなく過ぎ去った感触の強い年末年始だった。少なくともこの10年ほど、実際はもっと以前からそれを感じ続けている。
何故かと改めて考えてみるのだが、内部的・外部的に様々なことが絡み合っていて、もう元の厳かさすら感じさせる年末年始を迎えることは不可能なのだと感じた。

挙げればきりがないが、最も身近な例で言うと年末の「火の用心」の掛け声が減ったことだろうか。これはわが町の町内会で、当番を決めて数人のグループで拍子木の音とともに町内を練り歩くもので、夜も更けたころこの音声を聞くと、いよいよ年末だという思いを抱き身が引き締まる思いがしたものだ。それが私が子供の頃は冬休みが始まった25日ころから直ちに聞かれていたのだが、今回など29・30日の2日しか聞こえない。
これは廃れるのも時間の問題だと、思わず私はカメラの動画機能で記録したところである。

我が家族の過ごし方のスタイルも変った。祖父母が健在の頃は、31日の夕食から3が日にかけては一同に集まって食し、お節料理も手作りして餅も作っていたので、否応なしに厳かさを味わっていたのだろう。

そのような内部的要因もさる事ながら、最大の貢献者は、いつの間にか元日から開店する各種店舗だろうと思う。とりわけ私が忌み嫌っている郊外型の大型店舗などがこぞってやるものだから、正月気分などもあったものではない。
20年くらい前までは、正月にはまだほとんどの商店が閉店していたと思うが、いつの間にそのような風潮が広まったのか。

まあ、私自身もここしばらくは正月早々から町並探訪、それもひどい時は元日出発や年跨ぎの探索を計画したこともあり、正月気分どころでないのだから仕方がない。

むしろそれが最大の原因となっているやに思われる。
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by mago_emon2 | 2014-01-10 00:17 | 雑記 | Comments(2)  

酒蔵通り景観保全を支援

東広島市は、市内の観光名所である酒蔵通りの景観を保全する支援策の創設に乗り出す。赤れんがの煙突や古民家の取り壊しが相次ぐ中、建物の外観の維持などに助成金を出す制度を検討する。中長期的には、酒蔵地区全体での建物の高さ制限などルール作りも目指す。

景観保全の制度がある他市の事例を調査中で、2014年度の早い段階で支援対象とする建物の条件や助成内容の案をまとめる。地区で説明会を開いて住民の意見を聞き、15年度の開始を目指す。
市によると、地区内には築50年以上の酒蔵が41棟、赤レンガの煙突が13本ある。酒造会社8社が集まり、毎年10月の酒まつりは20万人以上でにぎわう。観光面にとどまらず、東広島の個性を醸し出すエリアと言える。
現在、地区を対象にした建物の維持費の助成や景観のルールはなく、老朽化した建物が更地やマンションなどになるケースが増えている。「ほどなく酒都のイメージが失われてしまう」との声がある。
ただ、規制を含むルール作りには壁もある。地区の住民や酒造関係者でつくる「酒造築まちづくり協議会」は05年、6階建て以上の建物の建設禁止などを含む提案をまとめたが、住民合意を得られなかった経緯がある。
市都市計画課は、「ハードルは低くないが、酒蔵がこれだけ集まる地区は全国でも珍しい。保全に向けて意識を高めたい」としている。

(「中国新聞」2014年1月5日)

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この記事にあるように、酒造業者がこれほど数多く密集した場所は全国でも稀である。まさに酒造家群自身が創出する町並風景である。
現在煙突は使用されていないが、それを解体せず残しているのも各造り酒屋の誇りを感じさせる。
近年西条の駅前付近は再開発されて趣はなくなったが、幸い造り酒屋の連なる一帯の手前で踏みとどまった。
古い町並としても、かなり特異で独特な立ち位置にある西条の町並。その個性と伝統を景観的に守り継いでいくための制度づくりはやはり必要だろう。今後の動きに注目したい。
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by mago_emon2 | 2014-01-05 19:58 | 古い町並 | Comments(0)  

依然として妙な展開ですがしばらく続けます

新年になりました。
ここは、以前展開していた「路地裏統合サイト-街角風景-」の続編として昨年7月にスタートさせました。
前サイトがややマンネリ気味になっていたのと、定期的に話題を提供するのが難しくなったからですが、メインサイトの「郷愁小路」はあくまで全国を対象としたものであり、地元発信の町並や伝統的な建物についての情報を取り扱い紹介する場を持てないかという思いが以前よりあり、それをメインに取り扱うものとして開設しました。
さらに、別の場所でコソコソと更新していた「雑記帳」を統合する形でスタートしたのですが、両者の記事が混在する形となり、全体としてみると不自然な感が拭えません。

しかししばらくはこの形で続けようと思います。いずれ良いアイデアが生まれれば、別展開を考えたいとは思います。妙な展開ですが少しでも興味をお持ちでしたら、お暇なときにでもお寄りください。
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by mago_emon2 | 2014-01-01 13:08 | その他 | Comments(0)