カテゴリ:レトロ商店街・店舗等( 2 )

 

三原「山脇邸」レストランに

三原市本町の古民家「山脇邸」が来春、レストランに生まれ変わる。同市大和町の道の駅よがんす白竜の指定管理を受ける株式会社「よがんす白竜」が運営。同道の駅で人気の石窯で焼いたピザなどを提供する。
山脇邸は築約90年の木造2階建て延べ約330平方メートル。管理するまちづくり会社「まちづくり三原」から、よがんす白竜が場所を借りて出店する。
1階をレストランお物販スペースにし、石窯や客席約30席を設ける。市内の野菜やタコ、かんきつを使ったイタリア料理や、地元の土産品を扱う。2階は休憩や地域のイベント向けスペースで、畳の部屋もある。隣に8台分の駐車場がある。
山脇邸は銀行や呉服店として使われていたが、20年ほど前から空き家だった。2013年末から、市民有志や三原観光協会が清掃や改修をし、美術展や雑貨市に活用している。
(以下略)
【中国新聞 2016.04.02】

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山脇邸(2003年撮影)

三原の旧城下町地区は、15年ほど前までは造り酒屋や商家建築を中心とした重厚な古い町並が残っていたものだが、バイパス道の取りつけ道整備などにより特に三原駅より東側の地区はほぼ原形をとどめていない。
西町付近では辛うじていくつかの旧商家が面目を保っている状況だが、その一つである山脇邸に新たな息吹が吹き込まれるようで、これはこれでほっとするニュースだ。
三原の町並は、最終的にはこのように第2第3の用途で息を吹き返すもの以外は取壊され、古い町並としての命脈は尽きるものと予測せざるを得ない。今はそのときが少しでも遅くなってほしいと願う。

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by mago_emon2 | 2016-04-03 19:47 | レトロ商店街・店舗等 | Comments(0)  

レトロなエキニシ酔い(良い)所

JR広島駅周辺の再開発が進む中、昭和の面影を残す駅西側の飲食店街が「エキニシ」の呼び名で人気を集めている。大型店に押されて一時は賑わいが薄れたが、若者たちが次々に出店。カウンター中心の小ぶりな店が、「はしご酒」を楽しむファンを呼び寄せる。常連客のブログやタウン誌でも発信され、観光客の利用も増えている。

立ち飲み居酒屋やワインバー、エスニック料理店など約60店の飲食店が軒を連ねる一帯は毎夕、サラリーマンや女性客でにぎわい始める。
2年前から通う海田町の会社員新井希美さん(30)は、「昭和の雰囲気が漂う通りにおしゃれな店が並び、すてき。はしご酒を楽しみます」東区の会社員加藤拓郎さん(33)も、「カウンターで隣に座った客同士で気軽に話せる」と魅力を語る。
住民によると、一帯は1960年代、近くの京橋川や猿猴川沿いの住民や店主が、近くの道路拡幅に伴う立退きの代替地として移住し、飲食店や商店を開いた。その後、旧ダイエー広島駅前店の影響で空き店舗が増え、店主の高齢化も進んだ。
だが、2010年頃から安い賃料やレトロな雰囲気にひかれた若者たちが次々に出店。駅南口Cブロックの再開発で移転してくる店も相次いだ。約50店だった飲食店はここ数年で約60店に増えた。
常連客のブログやフェイスブックでは「エキニシ」と紹介され、はしご酒を楽しむ様子や新店情報を発信。タウン情報誌にも取り上げられ、観光客も増えたという。一帯の飲食店などが加盟する駅西商業センター自治会の会長を3月まで務めた山本博文さん(50)は「ブームに終わらせず、仕事やカープ観戦帰りに『エキニシ』に寄るのが当り前になれば」と期待。
「エキニシ」をPRするイベントを検討中という。
【中国新聞 2015.04.24】

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昔ながらの店舗と、改装等で表向きが新しく見える店舗が錯綜するといった駅西地区

駅周辺はここ10年ほどで相当な変貌を遂げている。地場デパートが建ち、現在でも複合高層ビルが建設中の箇所もある。
そんな中で昭和の頃から全く変わっていない一角がこの駅の西側だ。
他のエリアや市内の他地域を見ても、これ以上に昭和レトロな雰囲気を持つ飲み屋が集積した地区は残念ながらここ以外には見られなくなっている。
そんな古錆びた一角に、賃料の安さ等の好条件とはいえ人の賑わいが再燃し、しかも若者が店を経営したり客として訪ねるという例も多いというのは、喜ばしいことだ。
外観もそのままレトロチックなままとはいわずとも、狭小店舗の集積という点でも郷愁的魅力がある。ずっと生き続けてほしいものだ。
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by mago_emon2 | 2015-04-25 22:29 | レトロ商店街・店舗等 | Comments(0)