歩行者天国で「町めぐり」

広島市安佐北区可部の旧雲石街道一帯で古い町並みの散策を楽しむ秋恒例のイベント「可部の町めぐり」が10月15日にある。見学できる古民家や商家、催し会場などの散策スポットを昨年より15増の50ヵ所に設ける。メインの通りの一部を初めて車両通行止めとし、訪れた人が安心して歩けるようにする。
メイン通りはJR可部駅前の明神社から旭鳳酒造までの約1キロ。当日はこの区間や周辺で午前10時~午後4時、江戸後期から昭和初期にかけて建てられた古民家や商家を見学できるほか、伝統産業だった山繭織りの紡ぎ糸づくり体験、酒蔵コンサート、寺社・史跡巡り、スタンプラリーなどの催しがある。
若者や家族連れの来訪を増やそうと、子供が遊べるスペースや可部の銘菓や雑貨などを販売する「舟入堀市」を初めて設ける。
住民たちでつくる実行委員会によると、道幅が狭く、車の交通量も多いため、「歩行者天国にしてほしい」との要望が毎年寄せられていた。
このため、メイン通りのうち、可部3丁目交差点から、古民家を再生したコミュニティーサロン「可笑屋」までの約90メートルを、午前10時から午後3時まで車両通行止めにする。開催1ヵ月前の15日、実行委の7人が通行止めを周知する看板を付近の15カ所に立てた。当日は警備員やボランティア計14人を配備。ドライバーに迂回を呼び掛ける。
可部の町めぐりは今年で14回目。例年1500人ほどが訪れる。実行委の梶川暢之会長(83)は「若い世代に大勢来てもらうと、まちが華やかになる。可部の魅力を知ってほしい」と呼びかけている。
【中国新聞 2017.09.16】

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イベントの様子(可笑屋付近・2015年)

私も何度か訪ねたことのあるこのイベント、毎度可部の人達の熱意を感じて帰るのだが、確かに国道の迂回路としても使われるこの旧道は道幅の割に交通量が多い。散策には安全確認が必要であり、落着いて町並を味わうことは難しいのが実態である。
今回、一部とはいえ交通規制を行い、加えて見学できる旧家等も増えるとのことで、昨年は同日に開催された上下の町並イベントの方に足を向けた事もあり、今年はぜひともこの可部の催しを訪ねたい。


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# by mago_emon2 | 2017-09-17 10:43 | 町並イベント | Comments(0)  

鞆の重伝建選定 申請

福山市教委は28日、同市鞆町の歴史的な町並み(8.6ヘクタール)を国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)にする文部科学省への申請を、広島県教委に提出した。10月にも国の文化審議会で審議される見通し。
県教委は今後、申請の書類に不備がないかを確認し「できるだけ早く文科相に送りたい」としており、重伝建選定に向けた手続きは最終段階に入った。
この日の記者会見で、枝広直幹市長は「伝統的な町並みと歴史的な風致の保全を図りながら、鞆の素晴らしさを未来に伝える環境が整った」と説明。地区住民と意見交換しながらまちづくりを進めるとした。市は7月28日、伝統的な建物や町並みを守るための保存計画を策定、告示していた。
保存計画の対象は、商業地として栄えた港町の特徴が残る中心部。江戸期から昭和30年代までの町家や土蔵など229棟を、将来にわたって保存すべき伝統的建造物に特定している。
今後の保存活用に向けては、住民たちでつくる保存会の立ち上げなどが課題となる。地元では規制に縛られて不便になるとの懸念も一部にあり、住民を巻き込んだ気運の醸成が求められる。
【中国新聞 2017.08.29】
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いよいよ選定に向けて大詰めを迎えた鞆の町並。
次は新たな重伝建地区として加わったという題目で紹介したい。



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# by mago_emon2 | 2017-08-30 21:47 | 鞆の架橋計画と町並保存 | Comments(0)  

上下観光 住民盛り上げ

白壁の町並みが残る府中市上下町で、住民による観光振興の取り組みが活発化している。誘致に成功した外国人ツアーが継続的に訪れ、建造物の補修など江戸から昭和にかけての面影がある景観の形成も進む。一方で、市による観光振興の方向性は明確でなく、市のビジョンを求める声もある。
英国の旅行会社が企画したツアーは昨夏以降、8回訪れた。寺や旧商家の見学、剣道体験などがコースだ。「人はフレンドリーで景観もいい。日本に来た意味が上下にあった」と英国から7月に訪れた弁護士デービット・コフィーさん(50)。上下ガイド協会会員が付き添い、英会話ができる住民、小中学生もガイドに加わる。客にも好評で10月までに4回が予定される。
ツアーは、県と住民有志でつくる上下まちづくり協議会が旅行会社を招いたことがきっかけ。「外国人を呼び水に、日本人も増えれば」と協議会は活路を求める。
協議会は県や市の補助金を使い、なまこ壁や格子窓が残る町並みの景観整備にも力を入れる。2015年以降、地域のシンボルでもある教会、大正時代建設の芝居小屋などを改修。今後も明治時代の警察署跡や民家の外観の修繕などを進める計画だ。協議会は、国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)選定を目標に挙げる。
住民を突き動かすのは危機感だ。町の人口はこの5年で600人減り、現在は約4600人。白壁の町並みを成す約800メートルの商店街約130軒のうち、空き家や空き店舗は11増えて32軒に。行事がなければ地区は閑散とする。長い伝統があった同町の矢野温泉の唯一の施設は、昨年末で休館した。
5月、協議会の呼び掛けで商工会や市など8団体で活性化連絡会が発足した。主催者が異なる行事も多く、足並みがそろっていなかった地域に連携を強める動きも出てきた。
住民主導で取り組みが進む中、「住民団体でできることには限界がある」と協議会の柿原延孝事務局長は言う。「市による地域振興のビジョンが見えない」との声も地域から漏れる。
市産業振興課は「上下町には他の地域にはない価値がある」と観光資源の豊かさを認める。「町並みをどう生かすか、市の方向性をはっきりさせないといけない」とするものの具体策は見えない。重伝建についても慎重な姿勢を示す。
どう地域振興につなげるか。市の手腕が問われる段階にきている。
【中国新聞 2017.08.20】

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上下の町並(昨年のイベント時の様子)

古くは石見銀山で産出される銀の輸送上重要な町として位置づけられ栄えた上下町。現在でも重厚な古い町並を残しており、またイベント開催なども活発に行われ、地元の方々の意識は高い。
ただ市との温度差を感じるとのこと。現在は府中市の一部ではあるが、このような記事を見ると合併による弊害がこんなところに現れているのではないかと、勘ぐりたくなる。
また取組自体も、余り観光色に染まったものにならないように願いたいところだ。重伝建地区を目指すなら尚更だ。
私が見る限りは、今の状況はかなり良い方向に持っていけていると言う印象ではある。やはり地元と市が足並を揃えるという部分が課題か。


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# by mago_emon2 | 2017-08-23 23:03 | 古い町並 | Comments(0)  

鞆の伝建保存計画策定

福山市教委は28日、同市鞆町の伝統的建造物群保存地区(伝建地区)保存計画を策定し、告示した。最初の町並み調査から40年余り。ようやく歴史的な町並みを将来に伝えるための道筋ができた。市教委は、国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)選定に向けて文化庁などと協議し、早ければ今秋の文化審議会での決定を目指す。
市教育委員会会議で保存計画を全会一致で決めた。商業地として栄えた港町の特徴を残す町中心部の伝建地区8.6ヘクタールが対象。江戸期から昭和30年代までの町家や土蔵など281棟のうち、所有者の同意を得られた229棟を、将来にわたり保存していく伝統的建造物に特定した。市教委は残る52棟についても同意を目指す。他に船をつなぐ石や石灯籠など85軒も伝統的建造物とした。
保存計画は伝統的建造物の復元や、それ以外の建物を新築、改築する際のルールを定めた。助成制度や固定資産税の軽減措置、道路整備の考え方についても記している。
市教委は1975年に鞆町の歴史的な町並みの最初の調査を実施。2002年に保存計画はおおむねできていたが、告示に至らなかった。市教委は今年3月、新たな保存計画を伝建地区の保存審議会に諮問し、今月10日に答申を受けた。
【中国新聞 2017.07.29】

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鞆地区の重伝建地区選定はかなり現実味を帯びてきたといってよいだろう。今後は文化審議会の文部科学大臣への答申、文化庁の審査が通れば選定にいたる。例年春と秋に答申が行われるため、ぜひとも今秋には実現してほしいものだ。
しかし一方で、道路整備問題は依然未解決であり、それを発端とし住民感情も全て保存に向いているというわけではない。いずれにせよ課題を残してのものとなるだろう。




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# by mago_emon2 | 2017-07-30 14:29 | 鞆の架橋計画と町並保存 | Comments(0)  

重伝建選定 今秋目指す

福山市の枝広直幹市長は12日、鞆町の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)選定に向け、必要とされる地区の保存計画を7月末に策定後、すぐに国に選定を申請する方針を明らかにした。今秋の国の文化審議会での重伝建決定を目指す。
枝広市長は記者会見で、「保存計画の告示を受けて間髪入れずに選定を申し出る。遅れると大切な議会を逃す可能性がある」と述べた。伝統的建造物群保存地区(伝建地区)の保存計画は、伝建地区保存審議会が10日、市教委に答申した。7月末の市教育委員会議で議決、告示される見通しとなっている。
重伝建選定について「鞆地区の価値を大きく上げる」と強調。一方、地元住民に生活制約の不安があることについては、説明を重ねて住民の不安を取り除く考えを示した。
文化審議会は例年、重伝建選定に関する文部科学大臣への答申を10月と5月の2回している。市教委は文化庁などと協議し、10月の答申に間に合うように申し出る方向。文化庁は「選定の申し出があれば、客観的に、公平に手続きが進む」としている。
【中国新聞 2017.07.13】

昨日の市教委への答申の記事の続報。
毎年いつの間にか重伝建選定を受けるところが増えているように思うが、そのプロセスは簡単なものではないことを感じる。
鞆の場合、長年障害になってきた道路改修計画とともに、住民感情という点も小さくないようだ。


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# by mago_emon2 | 2017-07-13 22:53 | 鞆の架橋計画と町並保存 | Comments(0)  

鞆の伝建保存計画を答申

福山市鞆町の伝統的建造物保存地区(伝建地区)の保存審議会が10日、地区内の建築物や門、塀など約280棟を守る保存計画を市教委に答申した。国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)の選定に必要な保存地区と保存計画の二つが定まった。市教委は文化庁などと協議し、早期の重伝建選定の申し出を目指す。

伝建地区は町中心部の8.6ヘクタール。舟運による商業地として栄えた港町の特徴を残す。計画では、江戸期から昭和30年代までの町家や土蔵など281棟、船をつなぐ石や石灯籠など85件を伝統的建造物に特定した。
伝統的な建造物の場合は原則、建造物の歴史を踏まえて修理や復元。それ以外の新築や改築も、木造で瓦を使うなど景観向上に努める。修理や修景は助成対象となる。町並保存センターを整備し、情報発信や修理・管理の相談窓口を担う。地区住民による保存会も設立する方針。
鞆港埋立て・架橋計画の撤回で課題とされる道路整備については、「歴史的な形状や幅員の維持に努め、交通の円滑化と安全性の確保を図る」とした。車両の進入を一部制限することなどを検討する。
審議会は2002年に一度、保存計画を答申したが県道拡張の都市計画を廃止できず、告示できなかった。市教委は近く、答申を伝建地区内の住民に説明し、7月下旬の教育委員会議に諮問する方針。可決後に保存計画は告示される。
審議会の鎌田輝男会長は「重伝建選定の申請につなげ、住民の協力を得ながら町並みを保存していきたい」と話した。市教委文化財課は「なるべく早く選定の申し出ができるようにしたい」としている。
重伝建は現在、全国で114カ所。中国地方には竹原市竹原地区、大田市大森銀山など15カ所があり、廿日市市宮島も選定を目指している。
【中国新聞 2017.07.11】

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3月末に示された重要伝統的建造物群保存地区への動きは、『5月中に答申を受け、6月に告示』という計画であり、それより若干の遅れが生じているものの、概ね順調といえるのではないか。
それにしても住民の総意を同じベクトルに向けようとするのはいかに難しいことか。新聞記事をはじめとしたこの鞆の問題をずっと見てきて感じることだ。


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# by mago_emon2 | 2017-07-11 22:14 | 鞆の架橋計画と町並保存 | Comments(0)  

尾道3小 進まぬ耐震化

尾道市中心部の3小学校(久保・長江・土堂)の校舎耐震化について、市教委の方針決定が遅れている。2016年度中の決定を目指したが、敷地が土砂災害警戒区域に指定される可能性などが出て先送りに。一方で、戦前に建てられたコンクリート建物の景観的価値を指摘する声もある。

同市立の小中学校は約40校。3校を除き、いずれも耐震化を終えるか、めどが立っている。市教委は市議会などで、16年度中に3校の耐震化の方針を決めると説明してきた。
3校とも経年劣化で鉄筋の腐食などが進む。市教委が14~16年度に実施した診断では、久保小(1933年築)は耐震補強可能の判定。長江小は管理教室棟(64~66年築)がコンクリートの弱い部分を壊せば補強可能、特別教室棟(67年築)は補強不可能と判定された。土堂小は37~64年築の3棟がいずれも補強可能だった。
だが、市中心部の斜面地にある3校は、工事車両の進入路や仮設校舎建設の際の代替グラウンド確保などの課題がある。市教委の安藤文夫学校施設整備担当主幹は「工事による住民生活への影響も考えなければならない」とする。
さらに、広島土砂災害を踏まえて県が進める調査で、土砂災害警戒区域などに指定される可能性もある。「災害時の避難所としての適正も考慮する」と安藤主幹。県は市教委の要望を受け、18年度に予定する3校学区の調査を前倒しする検討を進めている。市教委は調査結果を待ち、方向性を決める方針だ。
市教委は当初、久保小と土堂小が歴史的建造物であることを考慮し、外観に影響を与えない耐震補強を模索していた。現在は外観にこだわらない形で検討している。
歴史ある建物は尾道の景観をつくってきた。福山市立大都市経営学部の西川龍也教授は「土堂小は中世から現代までが混在する尾道らしい街並みの一部。校舎の下を生活道路が走る景観も独特」モダンな外観で、御影石製の手すりなどを備える久保小についても「文化財として活用する価値がある」とする。
西川教授は「安全性が重要」とした上で、「他の自治体では博物館に転用するなどの例もある。斜面地全体のビジョンを持つべきだ」と訴える。市教委の松尾寛教育総務部長は「市の考えを押しつけるのではなく、地域の方々と一緒に考え、理解を得ていきたい」と話す。
【中国新聞 2017.05.14】
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土堂小(2016.6撮影)

学校建築というのも、例えば明治期に建築された一部の建物は国重文にもなるなど、時代の先進を象徴するもの、地域のシンボルでもあったことで保存の対象になる事も少なくない。
昭和に入ってからの学校建築でも、洋風建築的価値のあるもの、また戦災復興などの目的別の貴重さから、もはや伝統的建造物としての価値を持っているものも少なくない。
加えて地域の住民にとっては、この建物で学んだという思い入れは他の建物よりひときわ強いのは言うまでも無く、建て替えには抵抗を覚える人も多いだろう。
いうまでもなく耐震性は低いこれらの建物、建設当時とは違い周囲に施工が困難といった個別の事情もあり、残すことを最優先というのはやはり様々な困難があるのだろう。
残すかなくして新しくするか、自治体の采配いかんとなるのだろうが、私の個人的な思いとしてはやはり残す方向で考えてほしい。


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# by mago_emon2 | 2017-05-14 20:55 | 伝統的建造物 | Comments(0)  

御手洗町並み魅力広がる


呉市豊町の御手洗地区に3月下旬、空き家を改築したゲストハウスと懐かしのおもちゃが並ぶ博物館が相次ぎオープンした。国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)の町並みに新たな魅力が加わった。

ゲストハウス「旅籠屋 醫(くすし)」は、地区内でカフェや画廊を経営する企業が開いた。10年前まで診療所だった築100年を超える建物を改築。内装は、赤土の壁と内部からのぞく竹をあえて見せるなど、「建物の物語を感じられる演出」に工夫を凝らした。
2階に2段ベッドを6台並べたドミトリー式で、2人用の個室1室も備える。1泊3456~8640円。同地区には常時利用できる宿泊施設がほとんどないという。井上明代表(38)は、「島で見る朝日や満月の美しさは、泊まって初めて実感できる」と話す。
「旅籠屋 醫」の南西約100メートルには、木造2階建ての町家を改装した「御手洗昭和館」が開館した。近くにある大東寺の関藤一暁住職(54)が20年にわたって集めたおもちやや文具約5千点を並べた。木製の野球盤や世界初の無線操縦カー、江戸期の泥メンコなどの逸品もある。
ショーケースには地元の商店などが使っていたものなどを利用した。関藤さんは「江戸期からの町並みを求めてくる人々の郷愁をさらに呼び起こしたい」と話す。一般300円、小中学生200円。火曜日休館。
地区には年間5万人が訪れる。呉広域商工会などは町並みを丸ごと博物館と見立てた「ミュージアム構想」を掲げ、インバウンド(訪日観光客)を含めた誘客に取り組んでいる。
【中国新聞 2017.04.15】
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ゲストハウスとして整備される旧医院の建物

保存地区の大崎下島御手洗地区は確かに宿泊できる施設がなく、ほとんどの探訪客は日中の短時間の滞在で地区を去ってしまう。
しかも現在は橋により陸続きになっているとはいえ、袋小路の奥にある御手洗地区にはそれなりの動機がないと足を向けることはない。
町並の魅力を多くの人に知って貰うには、ある程度の集客対策も必要になるだろう。そんな中でこの「御手洗昭和館」はある一定の吸引効果があるだろうし、町並景観に与える影響も少ないので好例といえるし、私も次回機会があれば訪ねたい。
ただ、ミュージアム構想のもとに半ばテーマパーク状になることは避けなければならない。そのあたりのバランスは非常に難しいものだが、絶好の素材があるわけだから、それを最大限に生かしたものにしてほしいものだ。


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# by mago_emon2 | 2017-04-16 20:36 | 重伝建保存地区 | Comments(0)