鞆まちづくり 提案多彩

福山市鞆町の住民たちがまちづくりについて提案する意見発表会が26日、同町の鞆公民館であった。同町のまちづくりビジョン策定のための住民ワークショップ(WS)の一環で、小中学生を含む12組が発表した。
鞆中3年岡本結花さん(15)は、同中生徒で将来も鞆に住みたいのは1割にも満たない半面、約9割が鞆が好きというアンケート結果を紹介。「若者も町の伝統を引き継ぎたいと思っている。頼ってほしい」と呼びかけた。
空き家増加を課題として挙げる発表が目立った。鷲野太平さん(23)は、鞆町西部の平地区に地域密着型の宿泊施設の導入を提案。「観光客と住民をつなぐたまり場になれば、ファンが増える。空き家紹介の窓口にもなれる」と発表した。
住民たち106人が参加。他に、重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)の選定を急ぐべきだ/住民同士で支え合う鞆での暮らし体験が移住につながる―などの提案があった。次回のWSは来年1月に開く予定。
【中国新聞 2016.11.27】

以前記事内で見たワークショップは定期的に開催されているようだ。地味ながら、この動きが特に町並保存に向けて大きな舵を切るきっかけになることを期待する。
昨日、県の東部に住まわれ鞆の事情にも精通されているある方と話をする機会があったが、地元の方は景観保存、町並保存よりやはり鞆の現状の大きな課題である道路事情などに関心が高いと。
既に多くの観光客があり知名度も得ているから、改築への補助がありながら縛りもある重伝建選定については、二の次のことなのだろうか。
橋梁計画没後のトンネル案も、クリアーしなくてはならない課題が多く計画が進んでいないそうで、町並共々遅々として進まぬというのが実情だ。このワークショップの積み重ねが、果たしてそれを後押しするものになるだろうか。


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by mago_emon2 | 2016-11-28 23:00 | 鞆の架橋計画と町並保存 | Comments(0)  

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