上下の宝 リフォームへ

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府中市上下町の代表的な建造物である上下キリスト教会の補修工事が始まった。雨漏りするなど老朽化しており、シンボルであるドーム部分の銅板を張り替える。大規模な補修は36年ぶり。同時に町内にある大正時代に建てられた芝居小屋翁座も補修する。

住民有志でつくる上下まちづくり協議会が、軒の補助金を活用する。教会は江戸末期ー明治初期の建設とみられ、和洋を融合した独特の造り。かつては豪商の蔵で1950年に教会になった。
近年は雨漏りがひどく内部は腐食。町内を見渡せるドーム部分の銅板を張り替え、一部剥がれている東側の外壁と中庭も修復する。本格的な修復は80年以来となる。
翁座は地元の富豪が出資して大正末期に着工した芝居小屋。観光客への一般開放を見据えて自動火災報知機を取り付け、西側外壁を修繕する。
(中略)ひな祭りや白壁まつりでの活用を描く協議会は「歴史的な街並みを整えて、集客につなげたい」としている。
【中国新聞 2016.08.10】
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(写真はそれぞれ上下キリスト教会・翁座)

上下は近年かなり古い町並として意識され、綺麗に整備されている。むしろやや整えられすぎたきらいもあるが、寂れて建物や町並が失われるよりは良い。
上下キリスト教会が戦後しばらく間で商家の土蔵であったことは記事で初めて知った。確かにドームを取
ってつけたような不自然さがある。それだけに接続部の止水性に難があったのだろう。
教会としても現役の建物であり、補修を受けこれからも上下のシンボルであり続けてほしいものだ。
翁座も内部は見物したことがあるが、ここで行われる芝居を一度見てみたいものである。


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by mago_emon2 | 2016-08-14 16:03 | 伝統的建造物 | Comments(0)  

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