鞆の浦町家修理補助事業 福山市1億6900万円計上へ

福山市が、鞆町で進める町家の修理補助事業として、2016年度一般会計当初予算案に、15年度比約3倍の1億6900万円を計上する方針を固めたことが5日、分かった。歴史的な町並み保存の取組を強めるのが狙い。
国の重要伝統的建造物保存地区(重伝建)選定を目指し、市は町中心部の8.6ヘクタールを伝建地区に指定。歴史的な家屋の修繕費の独自の補助を1998年度に始めた。しかし、国の補助が手厚い重伝建選定を待つ住民も多く、修理や修景、応急処置の実績は14年度までの17年間で66件にとどまっている。
このため、市は15年度、県交付金を活用。補助率を従来の50%(上限500万円)から、重伝建の国の補助率を上回る90%(同900万円)に引き上げ、5400万円を予算化した。すると40件の相談があった。市は予算枠を踏まえ、老朽化の度合いに応じ補助対象を11件に絞った。
市は残る29件について引続き検討し、新たな相談にも対応するため、16年度は大幅に予算を増額するとみられる。
【中国新聞 2016.02.06】

d0328255_20591532.jpg


d0328255_205924100.jpg


私が鞆の町を最初に歩いたのは20年くらい前だったと思う。その頃は現在ほど探訪客も多くなく、伝統的な建物も自然に残っていたが、空家率の増加とともに建て替ったり更地になってしまっているところも少なくない。
市のこの動きは、その危機感あってのことだろうが、自治体のできることには限界がある。
やはりできるだけ早く重伝建地区となって、安定した町並の保存を目指してほしいものだ。

[PR]

by mago_emon2 | 2016-02-07 21:03 | 鞆の架橋計画と町並保存 | Comments(0)  

<< 御手洗の宝HPで発信 吉舎の観光地歩いて再発見 >>