中国地区から2つの重伝建地区

津和野町津和野伝統的建造物群保存地区(島根県津和野町)
津和野城下町に形成された武家町及び商家町。旧山陰道に沿って水路や土塀が続く武家町と、赤茶色の瓦を葺いた町家が連なる商家町の対比が特徴的。水路に鯉を放ち、花菖蒲が彩りを添える伝統的な町並みは、山陰の小京都として広く知られ、今回、改めて重要伝統的建造物群保存地区として保存を図る。

津山城東伝統的建造物群保存地区(岡山県津山市)
津山市は、岡山県の北東部に位置する。慶長8年(1603)に美作国に封ぜられた森忠政が津山城を築き、城下町を整備した。城の周囲に武家地、城下町の南半部を東西に通る出雲往来に沿って町人地が形成された。城の東を流れる宮川の東側にも城下町が形成され、出雲往来に沿った町人地が保存地区に当たる。地区の東部には、国指定史跡箕作阮甫旧宅がある。
(文化庁報道発表 2013.05.17)

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(津和野)
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(津山)

文化庁選定の重要伝統的建造物群保存地区は毎年数箇所追加され、今年も上記2箇所が新規に選定された。情報によると今秋宮城県村田町など数箇所が追加選定される可能性があるとのこと。
いつの間にか100箇所を超えている重伝建地区。最近になって選定されたところは私も完全には把握していない。
ただ一ついえることは、重伝建地区は市町村などの自治体からの申請に基づき選定(認定)するものなので、必ずしも景観的・文化的に秀逸な町並や建物が集積しているわけではない。重伝建地区でなくても重厚で歴史的価値のある町並は多数あり(例:奈良県御所市、名古屋市有松地区)、逆にここに挙げるのは気がひけるので差し控えるが、ここが重伝建?といったところもある。
もちろん選定を受けるということは、国にその歴史的構造的価値が認められているということだから、探訪に値するところであることは間違いない。これから古い町並を訪ねたいと思われる方には、まず重伝建地区から始めてみて欲しいとの思いは変わらない。

<関連サイト(外部サイト)>
http://www.bunka.go.jp/bunkazai/shoukai/hozonchiku.html (文化庁のページ)
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by mago_emon2 | 2013-07-21 20:59 | 重伝建保存地区 | Comments(0)  

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